「霜降」、今年の自分の収穫を感謝し、冬に備えつつ来年を見すえよう

10月23日は、秋の最後の節気となる霜降(そうこう)。朝晩の冷え込みがさらに増して、秋の風が冷たく感じられるようになる時期です。寒い地方ではそろそろ霜が降り始めるので、こう呼ばれようになったようですが、近年は、全国各地でまだ暑い夏の名残と寒さが交錯する時期ですね。

さてこの時期までに、冬に向かいそして新しい年に向けての自分のビジョンを描くことができていますでしょうか? 新しい自分の像を描くために、マインドセットアップデートに役立つ本などに出合うことはできたでしょうか?
この空気が爽やかな秋の夜空が感じられるうちに、思考を柔軟にし、脳を震わせて、活動の幅を拡げておくことはとても大事なので、まだできていない人はぜひこの良い時期に行動することをおススメします。

そして、今年の自分の収穫は何か?何を得ることが出来たか? 来年の新しいステージに向けてどのような準備をすることができたかを振り返り、それらの奉納と感謝を伝えに神社などに足を運んでみてはいかがでしょうか?

地元のお世話になっている神社さんへご挨拶とともに来年に向けての計画をもとにした御縁をお願いしておくと、出雲で行われる八百万の神々の会議で議題にあげてもらえて御縁の優先的なシード権をもらうことができるかもです。

10月も下旬となりましたが、10月は神無月、これは神がいなくなるのではなく「神の月」という意味ですね。全国にいる八百万の神々たちが出雲大社に一斉に集まって、来年のいろいろなことを神議(かみはか)りし、さまざまな縁を結んでいく月で、出雲では神在月と言われていますね。今年の旧暦の10月はちょうど11月1日からの1か月ですね。

収穫の秋のラストにあたるこの霜降の時期に、今年一年の自分の収穫を振り返り、見守ってくれていた存在に思いを馳せ、導きやお膳立てに感謝をし、あわせて柿やぶどう、鯵や秋刀魚などの秋の味覚を今年のお酒とともに神々と直会するつもりで味わいながら、来年の自分のシンカに向けての絵を描く時間をとり、神在月を迎えましょう。

今年はまだまだ世間が震わされることがありそうですが、揺るがすものと揺らぐことのないものをしっかりと見据え、来年をVRしてしっかり描くことが現実化へ繋がっていきます。

とても大事な時期ですね。