「入梅」心の潤いと変化のエネルギーを受け入れる時期。心身の調和をとりましょう
6月11日は、雑節「入梅」です。この時期は、空気が湿り大地に潤いが満ちるとともに、私たちの心にも変化と成長のエネルギーが流れ込んできます。春から夏へと移り変わる過渡期であり、物事が成長し続けるために必要な水分や栄養を与えるとともに、過去のエネルギーをリフレッシュするタイミングでもあります。
「今、何を見直し、浄化すべきか」「どのように新しいエネルギーを取り入れていくべきか」を意識し、変化に順応することが求められます。
入梅のエネルギーは、物事を新しく始めるための準備を整える力を持っています。自然のエネルギーに身を任せ、不要なものを手放し、必要なものを受け入れることが大切になります。この時期は、物事を一度リセットし、新たなスタートを切るために、心の整理を行うとよいでしょう。
心身を浄化し、頭の中の余分なものを排除して、新しいエネルギーを迎えるための準備をしましょう。
ビジネス面では「変化のエネルギー」が強く働きかけてきます。
無理に新しい成果を求めるのではなく、今までの仕事やプロジェクトを一度見直し、リフレッシュすることが重要なポイントになります。不要なものを手放し、新たなアイデアや考え方を取り入れることで、これからの運氣が上がっていきます。また、変化に柔軟に対応する姿勢が求められますので、固定観念による無駄なエネルギーを消費せずに、効率よく進むための新たな視点を見つけることが成功のカギです。リセットを恐れず、流れに乗りながら進んでいきましょう。
入梅の時期は、体調を整えるために適切な食べ物を摂取することが重要です。この時期の旬の食べ物としては、梅やさくらんぼ、アジ、タコなどがあります。梅は体をリフレッシュさせ、エネルギーを浄化する効果があります。また、夏野菜のきゅうりやトマト、ナスなどは、消化を助けるためにぴったりです。これらの食材を取り入れることで、高い湿度による体調の不調を防ぎ、心身の調和を保つことができます。
また、この時期は水分補給が重要です。体の中を潤すことで、心身ともに健やかに過ごすことを目指しましょう。
あらためてまとめますと、この時期は、変化を恐れず、柔軟に受け入れることが大切。自分の中で「今、何を手放し、何を取り入れるべきか」をしっかり見極め、心を整えましょう。
ストレスや不安を感じたときには、ゆっくりと深呼吸をし、心をリフレッシュさせることも忘れずに。新しいエネルギーを取り入れるには、不要なものを手放さないとスペースがありません。心身ともに浄化し調和を保って進んでいきましょう。