天地風水 二十四節気

日本では豊かな四季があります。

季節は、花や木々の風景などの自然だけでなく、
山の幸・海の幸の旬とともに、稲作や野菜作りなど農作業を行う上でそのタイミングはとても大事な要素となります。

そのため、季節は4つだけでなく、24に分けてそれらの時期の目安にしていました。それが二十四節気です。

しかし今では時計もカレンダーも身近にあるので肌感が不要になり、それらの感覚も鈍くなって、情報に頼るようになりました。夏と冬の違いが判らない人はいませんが、24もの違いはわからず、そんなにたくさんある節気は覚えていられず、いくつかを聞いたことあるという人が大半かと思います。

ただ、人は太陽や自然の中で生きる動物で、それらからいろいろ影響を受けています。
そもそも備わっていたセンサーを研ぎ澄ますとともに、入手できる情報と組み合わせて、自分の行動をも流れにのって変えていけば、より心豊かな方向へ導かれるものと思います。

天地風水では、24個ある節気を順々に感じていくのではなく、誰でも感じやすい方法でこれらを区切り対応しています。

まずは四季。3ヶ月ごとの四つの立(立春、立夏、立秋、立冬)は誰でも知っていると思います。ただこの時期は「暦の上では」とよく言われるとおり、まだその季節を現実的に感じるまでにはなっていません。
そこで、その3ヶ月を前半と後半に分けます(八節)。
後半の開始日が、二至二分(春分、夏至、秋分、冬至)です。これらの時期は、それぞれの季節を現実的に感じはじめる頃です。

この季節の前半・後半のそれぞれを3つ(三候/初候、次候、末候)にわけます。
15~16日くらいずつになります。この体感をもって二十四節気を感じ、行動を見直していくことで、季節を感じながら自分の目標や成長をレビューできるようになります。

たとえば春の後半は、二十四節気では春分、晴明、穀雨となりますが、
本格的な春の始まり(初旬の始まり)が春分、
本格的な春まっさかり(中旬の始まり)が晴明、
本格的な春の最後(下旬の始まり)が穀雨、
ということになります。

天地風水診断では、
八節ごとに、キャラクタータイプごとの詳細診断を掲載し、それらの間の2つの節気ごとにメッセージをお伝えしていきます。

ご活用いただき、ワクワク心豊かなワークライフを過ごしていただく一助となればと思います。