厳しい暑さ収まってくる「処暑」、夏の心身の疲れをしっかりリセットしましょう

暦の上では秋が始まっていますが、まだ夏の暑さが続き、日中は猛暑ですが、朝晩の風に少し涼しい気がします。確実に秋へ向かっているのを感じますね。二十四節気でも8月23日には暑さが終るという意味をもつ「処暑」となります。コオロギや鈴虫の声が聞こえてきたり、ススキを見かけたりと実際、秋の訪れを目にすることも多くなってきそうです。

この時期は、梨やぶどう、そしてナスやマツタケなど秋を感じられる美味しい食材がお店でも多く見かけられるようになり、自然からの恵みを直に感じられます。食欲が高まってくる時期ですが、夏の間にたまった疲れも出てくる頃です。お風呂は、シャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かって体の調子を整え、季節の変化に身体がついて行けるように準備し、これから巡ってくる秋を実り多いものにしましょう。

何より夏の終わりとともに自分のパワーが衰えてしまうことのないように、一旦夏を区切ることが肝心です。ますは心身の疲れをしっかりとリセットするため、涼しい朝や夜に自分と向き合い、秋に向かってマインドシフトできるように整える時間を持つようにしましょう。瞑想やヨガなどがおススメです。今年後半に向けた行動計画を立てるのも良いです。心身のエネルギーに新しい風を通し、柔軟性をもったしなやかな思考ができるよう整えましょう。